フードストールビジネスを始めるにあたって、最も大切なのは、「何事もやってみないとわからない」という心構えです。
事前準備は重要ですが、準備が完璧でないと感じても、まずは実行に移すことが大事。
行動することで初めて、どの方向が正しいのか、どんな課題が待ち受けているのかが見えてきます。特にフードストールのようなビジネスでは、実際に現場に出てみることで得られる学びがたくさんあります。
事前にしっかりと情報を集め、準備は整えておきましょう。でも、過度に準備に時間をかけるのではなく、スピード感を持って実行に移すことが成功への鍵です。どんなに小さな一歩でも、実行に移すことで次のステップが見えてきます。
1. 市場調査とターゲット選定
フードストールビジネスを始める第一歩として、市場調査は欠かせません。
自分が提供したい商品が、どのエリアで、どのような人たちに受け入れられるかを確認することが重要です。
オーストラリアでは、特にマーケット文化が盛んなため、出店するマーケット選びが成功のカギとなります。
たとえば、観光地であるゴールドコーストやブリスベンでは、観光客向けに人気のあるメニューを提供することが有効です。その一方で、地元の人々が集まるマーケットでは、ヘルシー志向やエコ意識の高いメニューが支持されることもあります。
2. 必要なライセンスと許可
オーストラリアでフードストールを運営するためには、さまざまな許可が必要となります。各州や市町村によって規制が異なるため、自分が出店する地域の具体的な規則を事前に確認しておきましょう。
たとえば、カウンシルの許可が必要です。また、フードストールの営業に必要な衛生管理の基準やスタッフの資格についても把握しておく必要があります。許可の申請手続きが煩雑な場合もありますが、事前に準備を進めておくことでスムーズに進めることができます。少し内容が多くなりましたが、さらに詳細な情報が必要な方は、今後NOTEにまとめて掲載する予定です。
3. 初期投資とコスト
フードストールビジネスは比較的少ない資本で始められると言われていますが、それでも初期投資が必要となります。具体的には、フードストールの設備や必要な材料、さらにはマーケットへの出店料など、運営に必要な費用を計算しておくことが大切です。
私は全て用意するのに$5000からなかったので比較的低コストでスタートできます。詳しくはこちらの記事で
4. 競合分析と差別化
フードストール市場は競争が激しいため、他の店とどう差別化するかが成功のカギとなります。競合他店の強みや弱みをしっかりと分析し、どこに自分の独自性を出すかを考えることが重要です。
たとえば、他のフードストールでは提供されていないユニークなメニューや、地元の食材を使用した料理、オリジナルのデザインなどで差別化を図ることができます。差別化を図ることで、他のフードストールと一線を画し、お客様に強く印象を残すことができます。
同じメニューを扱っている店がある場合そのマーケットに出店できる可能性は限りなく低いです。
私が開業までに行ったことはこれくらいです。考えすぎても不安しか出ません。大事なのは、実行に移すことと、日々精進し続けることだと思っています。挑戦し続けることで見えてくることがたくさんあります。一歩ずつ前進していきましょう。
