海外起業のリアルな経験談

海外移住を諦めきれずに挑戦した20代の決断

私は新卒で大手企業に就職しましたが、海外移住への夢を諦めきれず、わずか1年で退職しました。安定した職を捨てることには大きな不安がありましたが、それ以上に「このままでは後悔する」という気持ちが強かったのです。

オーストラリアへ移住するための準備は、想像以上にお金がかかりました。特に、ビザの取得費用は大きな負担となりました。

リアルなお金の話

  • ビザ代:100万円(パートナービザ)
  • 飛行機代+その他初期費用:20万円
  • 到着後のホテル滞在(1週間):10万円
  • 借家の頭金:30万円2ヶ月分の前払い家賃:60万円

合計すると、移住直後の生活だけで220万円以上の出費。貯金はしていたものの、これだけの金額が一気に減るのは精神的にも大きなプレッシャーでした。

食費を切り詰めた日々

仕事を見つけるまでは、**2人で1日の食費を10ドル(約1000円以下)**に抑える生活。スーパーで割引品を狙い、外食はもちろんゼロ。日本にいたときの生活とはまったく異なり、節約しながら生きる術を学びました。

週7勤務、60時間以上働く日々

起業するにはもっと資金が必要だとわかっていたため、仕事を見つけてからは掛け持ちで週7勤務、60時間以上働き続ける日々。肉体的にはもちろん、精神的にも厳しかったですが、「ここで頑張らないと何も変わらない」という思いで乗り切りました。

それでも諦めなかった理由

お金がない、不安もある、でも「やらない後悔だけはしたくない」。この気持ちが、私を動かし続けました。海外での起業は決して楽な道ではありませんが、「やってみないとわからない」。まずは行動し、試行錯誤することが何より大切だと実感しました。

同じように海外で挑戦したいと思っている人にとって、少しでも参考になれば嬉しいです。

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